黒船(サスケハナ)
1850年 アメリカ
縮尺 1/80  
全長1300mm
1853年6月、江戸湾に突如4隻の黒船が来航、4隻はペリー提督が指揮するアメリカ東洋艦隊で旗艦は外輪式スチーム・スループ(サスケハナ)2,450トン、船体78メートル余、備砲15門、まるで鉄の塊のようにまっ黒な色をしていたため、江戸の人々からは(黒船)とよばれた

伊豆 下田 了仙寺 黒船ミュージアム展示  

   内藤 友近  故 津久井 廣 共同制作   

伊豆に行く機会がありましたら一度了仙寺にお立ち寄り下さい、了仙寺は幕末にペリーと日本全権との間で日米下田条約が締結された由緒あるお寺、
黒船ミュージアムには黒船や異文化交流に関する資料が多数展示しています。










黒船オリジナル(スクラッチビルト)製作過程


船体の背骨になるキールに、助骨の役目をするフレームを取り付けた状態.。


甲板を下貼りし、キール及びフレームのコーキング処理を施した状態。


船体外板の下貼りをしている状態。
(船体の外板の貼り方は、一重貼りと二重貼りがあります後の工程で船体にりをします)



船体外板の下貼りを終えサンドペーパーをかけた状態


パドル(外輪)図面をおこし一枚板に作図し切出し


パドルカバー(外輪カバー)


チムニー(煙突)各部分溶接仕上げ、後の工程で黒色の塗装を施す



船首像(フィギャーヘッド)の彫刻


帆の染色は、コーヒー、オイルステン、染色用草花4種類を使用し7回染色、洗濯を繰り返し、約3ヶ月外に干し雨風にさらしその後もう一度染色、洗濯の工程を取り入れた(今回は薄めの染色を施しているので白っぽく写っているが実際は全体にうっすら雨、潮風にさらされた感じをだしています)


甲板を上貼りし船体外板の上貼を終え、船体に約2.000本の釘打ちを施し、艤装品を仮置きした状態


船体に塗装を施した状態                 マストの製作


マスト及び艤装品を取付けた状態



黒船(サスケハナ)完成

















了仙寺 黒船ミュージアム展示風景




   
  
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