帆船工房べるりん友達のページ
井口 修一プロフィール(2009/07)
1962年 長野県松本市生まれ。.
高校時代に帆船模型に出会い1日中模型作りをするようになり、メイフラワー(グンゼ産業)を手始めに、ノルスケレーペ、バイキング、ワサ、クロンヌ、ソブリン等を製作しました、当時はまわりに同じ趣味のひとは皆無で孤立した趣味でした、大学時代は東京で過ごし、その頃からビリヤードにのめり込み以降帆船模型からは20年近く遠ざかることになり、7年ほど前に田舎にもどってきたのをきっかけに帆船模型を再開し、現在64門艦フルーロンという構造模型に悪戦苦闘してます。
プログ http://origami77jp.livedoor.blog/l
構造型帆船模型64門艦フルーロン製作中
右舷船底の外板はホリー材を使用し着脱可能です
7隻ル・フルーロン ![]() ![]() 6隻Syren(シレン) ![]() ![]() ![]() ![]() |
5隻 ルカン ![]() ブードリオ氏の詳細な図面を基にしています。 |
シックネスサンダーの製作 ![]() ![]() ![]() ![]() 下記のサイトなどを参考にして作りました。 [1] http://home.att.net/~ShipModelFAQ/ShopNotes/smf-SN-ThicknessSander.html [2] http://modelshipworld.com/phpBB2/viewtopic.php?t=8557&highlight=sickness+sander [3] ttp://modelshipworld.com/phpBB2/viewtopic.php?t=7973&postdays=0&postorder=asc&highlight=thickness+sander&&start=10 @ボール盤を利用したもの・・・ドリルチャックにサンディングドラムをくわえる方法。 A[3]のサイトのようにベンチグラインダを改造する。 B直接モーターにドラムを固定する。 C電動ドリルを固定してドラムを固定する。 D[1]のサイトの本格的?な方式など、人により様々といった感じです。 Dの本格的な方式のものを作る前に、 ためしにCの電動ドリルを固定してそれにサンディングドラムをくわえさえるタイプの試作品をつくりました。 これは、ドラム作るのに多少時間がかかりますがかなり、手っ取りばやく作れると思います。 ドリル本体が80wと非力なので、木を磨くのには多少時間がかかりますが、細い外板材程度ならこれでも結構使えるように思います。電動ドリル方式シクネスサンダーで手ごたえを感じたので、[1]のサイトの本格的なサンダーを作ろうと思い、サイトをよく読んで必要な材料等、調達しました。ピローベアリング、リニアシャフト、プーリー等は実は自分にとっては初体験の部品なので現物を見て買いたかったのですが、近所の道具、材料店にはどこを探してもみつからず通販に頼ることにしました。運良く、シャフトの径とピローベアリング、プーリーとピッタリあったのでうまく組むことができました。こういった機械部品の精度の高さにはちょっとした感動があります。とくにピローブロックベアリングは内部に埋め込まれたベアリングが球間接のように自在に動くので調整が楽です。ベアリングを完璧に配置しないとうまく作動しないかという心配は無用でした。一番、時間かかったのはサンドペーパーを取り付けるドラムの制作でした。これは、まず@ホールソーを電動ドリルにくわえて2センチ厚の木のボードを切り抜き、径7センチほどの円盤を10枚作る。A円盤つなげて12ミリの棒に差込み、旋盤を使って外周を削り出来るだけ真円に近づける。B最終的にシックネスサンダー本体のテーブルに取り付けたサンドペーパーによってドラムを回転させてテーブル面にあったドラムを仕上げる。C最後にドラム表面にウレタンスプレーを塗装する。といった手順で作りました。ドラムのサイズは、直径が68ミリで長さは20センチほどです。サイトなどを見ると30cm近いおおきなドラムで制作されているようですが、ぼくの旋盤が210ミリが限界なのでこのサイズになりました。これは約9センチ×22センチの規格のサイズのサンドペーパーが2列貼れる丁度いいサイズです。片側を80番、もう片側を180番と2種類のサンドペーパーを貼ることもできます。あと本体は2センチ厚のベニアが無かったので、ウッドチップを固めたような板を鋸で切って作りました。あとで考えると、こうゆう物は正確に同じ寸法でカットしたほうが後々工作が楽になるので、ホームセンターあたりでカットしてもらったほうが良かったかと思います。切断面が直角、直線であることなどが重要ですので・・・。昇降テーブルの昇降ネジはM6のネジを使いました。1回転すると1mm上昇します。昇降テーブルの反対側はヒンジで可動するようになっていて、ドラムの板と接するところではその約半分の0.5ミリ上昇する計算です。モーターは費用節約のためオークションで1040円(送料込み)で落札した日立のドリルを利用しています。280w位です。サイトには1/3〜1/4hpのモーターが適当とありました。ためしに木を削ったところ、結果は良好でした。手でゴシゴシ磨くよりははるかに簡単にかつ均等に削ることができるようです。カンナのような逆目が関係ないので神経質にならずにすみます。粉塵はすごいのでフードカバーも作りました。掃除機のホースをつなげることもできます。テーブル自体に傾きがありそれによって板のあつみによっては誤差があるようなのでこれから微調整して直します。 |
4隻 バーサ ![]() ビリングボート社のキットを基にしました、砲門のライオン飾り、船首像など自作しました。 |
3隻 ソブリンオブザシー ![]() アマティー社のキットを基に作りました、図面があまり詳しくなく、 船首と船尾は自分でアレンジし、飾りも200個ほど増やしました。 |
2隻 サンタマリア ![]() フルスクラッチ1作目の構造模型です、フレーム図は自分で作図しました。 |
1隻 エマシーベリー ![]() モデルシップウェイ社の珍しい構造模型キットです。 |